35週5日 管理入院初日 FGR~胎児発育不全~主治医からの説明と今後の方針
NICUのある病院へ転院をしてから4日後となる35週5日(昨日12/10)、管理入院をしました。
■入院初日は慌ただしい
入院初日は、午前中は書類提出やノンストレステスト=NST(赤ちゃんの心拍確認&お腹の張りチェック)、エコー診察をして、お昼を食べたあとまたNSTをして、ようやく15時すぎになって落ち着きました。
が、16時からシャワーの予定、17時30分から主治医からの説明が入り、入院初日はあまり部屋に居なくて、ゆっくりまったり過ごすという感じではなかったです。
■35週5日の状況とFGRの原因や今後の方針
午前中エコーをした時点で、
・胎盤の血流や赤ちゃんの状態は悪くない
・羊水量は若干少ないけれどもギリギリ正常範囲
だけれども、主治医からは、35週1日(先週木曜)から逆成長させてしまったねと言われました。
赤ちゃんの頭のサイズは週数通りだけれども、腹まわりや大腿骨などは2週間くらい小さく、-2.2SDという数値がエコー画面には出ていました。
ということで、今のところ、今週(35週で)の誘発分娩は考えていないが、36週の来週(誘発)かな、週末まで様子をみさせてと言われました。
その際に、原因は何なのか気になっていたので、聞いてみたところ、夕方、主治医の先生から改めて話がありました。紙にまとめてきてくれていたので、とてもわかりやすかったです。
FGR(胎児発育不全)の原因
胎児発育不全(FGR)の原因特定は難しいそうです。
・診断
妊婦35週、胎児発育不全(FGR)
31週頃より胎児が小さめ
・原因
○胎盤、臍帯因子
○母体合併症(高血圧、自己免疫疾患など)
○胎児因子
などが挙げられるが、特定は難しいことが多い
今後の方針
いずれの原因にせよ、小さい胎児は、何らかの原因で状態悪化することがある。妊娠高血圧症などの母体合併症の併発もある
・方針
○胎児の発育が止まる(2週間)
○羊水過小
今、ギリギリ正常範囲ではあるがやや少なめ
○胎児の状態悪化、母体合併症の併発あれば、分娩方針とする
ということでした。
急変がなければ、36週1日となる木曜日に再度採血やエコーをして、先週からの1週間の比較をして決めたいということでした。
羊水が少ないと、張りが出た時に、胎児との間のクッションがなくて、胎児が小さいこともあり、胎児が苦しくなってしまうので、木曜日の結果をみてから、誘発分娩の方向で、誘発分娩する時は緊急帝王切開の準備もして、途中状況が変わるようなことがあれば緊急帝王切開に切り替えて出産という方針となりました。