きれいに治る?!低出生体重児の赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニア)
我が家の第3子はタイトルのとおり、実はかなりのでべそです。
でべそは“臍(さい)ヘルニア”と言うそうです。
第3子は、妊娠中の31週頃から胎児発育不全(FGR)と診断されていて、37週0日に誘発分娩にて2069gで生まれました。
小さく生まれ、数日NICUに入ったけれども、小さいだけで他は元気だったのですぐにNICUを卒業し、現在も問題なくすくすくと成長しています。でべそだけが気になるけれど。。
3人目にしてはじめて立派なでべそに出会いました。
でべそのことを記録として私自身が残しておきたいと共に、同じように赤ちゃんのでべそを気にされて心配している方の参考にもなればいいなと思い、うちの子の場合のでべその経過とでべそに対して不安に思って調べたことをまとめておこうと思いました。
- ■生後1ヶ月頃から気になりはじめたおへそ
- ■1ヶ月健診時におへそについて聞いてみた
- ■2ヶ月頃ものすごいピンポン玉のようなでべそに
- ■頻繁におならをすることでお姉ちゃんに異名をつけられる
- ■生まれた時の臍の緒の切り方がよくなかった?
- ■低出生体重児に多いでべそ
- ■2ヶ月の新生児訪問時に保健師さんにも聞いてみた
- ■現在も経過観察中
■生後1ヶ月頃から気になりはじめたおへそ
おへそは、へその緒が取れる前は全く出ておらず、上2人と同じようなおへそで、まさかでべそになるなんて思ってもいなかったので、気にもしていませんでした。
それが、へその緒が取れたあとから少しずつ、少しずつ、出てきました。
■1ヶ月健診時におへそについて聞いてみた
へその緒が取れてから少し出てきていたおへそ。
以前より出てきているのが少し気になっていたので、1ヶ月健診の時におへそのことを小児科の先生に聞いてみました。
小児科の先生からは、
臍ヘルニア、いわゆるでべそだね。と言われ、
!!でべそ!と思いました。
ピンポン玉くらいに大きくなる子もいると言っていました。
その時は、ピンポン玉?!どんなおへそだ?!と思っていました。
でべそは一歳くらいまでに大体が自然と治っていくため、特に治療することはない。
小児科の先生によってはテープでおへそを止めて治療していくところもあるが、テープの張り替えに何度も通わなければならない。
また、テープで抑えていくため皮膚が弱い赤ちゃんはテープによってかぶれやすい。
テープでとめてもとめなくても大体が自然と治っていくため、特に治療はしないで経過観察とする先生が多い。
どうしても気になるようであれば、審美的に治療していくこともできるので小児外科を受診してみてもよいかも。と言われました。
■2ヶ月頃ものすごいピンポン玉のようなでべそに
2ヶ月を迎える頃には、1ヶ月健診の時よりもかなり立派に出ているでべそになっていました。
ものすごいでべそ。
触っておなかに引っ込めようと上から押すと、ぐにゅぐにゅして、軽く叩くように触ると軽い音がする。
げっぷをさせるため、わたしの身体と赤ちゃんのおなかが密着してでべそが押される形になると、よくガス(おなら)が出るため、でべその中は空気なんだろうな。
■頻繁におならをすることでお姉ちゃんに異名をつけられる
そういえば、頻繁に大きな音のおならをしている。上2人の同じ頃よりおならをしている回数、多い。でべそだからなのかな。
おならをしまくっているから、
上のお姉ちゃんからは「社長」(理由:普通の顔しながらえらそうにおならするから)、
下のお姉ちゃんからは「ぶりのすけ(理由:ブリブリおならをしているから)
と名前をつけられました。。かわいそうに。。
おなかにお饅頭がついているかのように大きく出ているおへそ、でべそのままにならないかこの頃からかなり気になりはじめていた。
旦那からも、これ(でべそ)ずっとこのままだったら間違いなくいじめられるだろ、凄すぎだろと言われました。
わかりやすく例えるならば、ジャイアンのでべそです。
まさに、1ヶ月健診の時に先生が言っていた、ピンポン玉くらいの大きさのでべそになっていました。
■生まれた時の臍の緒の切り方がよくなかった?
こんなにでべそで大丈夫なのだろうか。。
でべそがかなり気になってきていたので、でべそについていろいろと調べました。
なんでこんなにでべそになったのだろう。臍の緒の切り方がよくなかったから・・?と思ったりもしたのだけれど、出産時の臍の緒の切り方は全く関係なく、根拠はないそうです。
疑ってしまった、助産師さんごめんなさい!
■低出生体重児に多いでべそ
通常でも約10%の赤ちゃんがでべそになるそうです。未熟児や早産児、低出生体重児などは、でべそになる確率が通常よりあがる。
一歳までに80%が、二歳までに90%が治る。
わが子は低出生体重児で生まれたので、でべそになりやすい。一歳から二歳までに大体が治る。ということがわかり、かなり安心しました。
■2ヶ月の新生児訪問時に保健師さんにも聞いてみた
以前、NICUに勤めていたという保健師さんが新生児訪問で自宅を訪問しにきた時にも、ものすごいでべそになってきて、かなり気になっていたので、でべそについて聞いてみました。
保健師さんいわく、形がもっといびつで根元より上の方が大きく膨らんでいたりすると、部分的にでべそが残ることもあるけど、形がきれいに丸く根元から膨らんで出ているので、おそらく成長と共にきれいなおへそになるであろうと言うことでした。
■現在も経過観察中
90%の子のでべそが自然と治ること、小児科の先生や保健師さんの話を聞いて安心し、第3子のでべそは何もすることなく、経過観察をしています。
はじめてとなる赤ちゃんや女の子だったらもっとでべそのこと気にしていたのかな。。
男の子だし、上2人も皮膚が弱いこともあって、テープ治療はしないで経過観察をしています。
そんな感じの第3子ですが4ヶ月を迎え、泣いたり、きばったりしていない、おなかに力が入っていない、お風呂の湯船にプカプカラッコのように浮いている時は、少しだけおへその皮がふにゃっとしてくるようになった感じがします。
このまま少しずつへこんでいき、きれいな普通のおへそになってくれると良いな・・。
と、書いてきましたが、圧迫療法をしていくことにしました。
圧迫療法をしていくに至った経緯も書いてますのでよければ参考にしてください。
では最後となりましたが、わが家の第3子長男の立派なでべそをお披露目します(´ω`)
ジャーン!
(2ヶ月の頃)
(3ヶ月の頃)
(4ヶ月の頃)