ひな祭りといえば雛人形の七段飾り
今週のお題「ひな祭り」
ひな祭りといえばわたしがまず思い浮かべるのは雛人形の七段飾り。
なぜ雛人形の七段飾りなのか。
それは千葉の田舎に三姉妹の末っ子としてわたしが生まれた時から、3月3日が近づくと畳の部屋に堂々と雛人形の七段飾りが飾られ、三姉妹並んで七段飾りの前で写真を撮り、立派なお雛様をみて育ってきたからだ。
この七段飾り、いつの頃からか一番上の姉が結婚した頃からか飾られることもなくなり、実家の押し入れの中で眠り続けていた。
真ん中の姉が結婚。
そして、末っ子のわたしも結婚。
父と母がお雛様どうしようかと思っているという話をいつだったか聞いたことがあった。
姉二人にも女の子の子供がいるのだけど、七段飾りはかなり大きくて保管する場所をとり、飾るにも場所をとるからうちはいいかな・・とそれぞれ断っていた。
わたしの家もいわゆる上に高くの三階建てのペンシルハウスで収納スペースはかなり狭い。
七段飾りはとても立派なのだけど、さすがになぁ・・とわたしも姉たち同様に思っていた。
そしてわが家にはじめての赤ちゃん、女の子の赤ちゃんが生まれた。
3月3日を迎えるにあたって旦那の両親から、お雛様の話が出た。
立派なお雛様が実家にあるのなら、お父さんお母さんからそのお雛様をもらってあげた方がいいと提案をされた。
そんなこともあり、どうしようかな、でも収納スペースかなりとるよね、、と考えていた。
だけど、両親の想いやあの立派な七段飾りのお雛様のことを思い出したら、わたしがもらってあげなくてはいけないなと思い、両親から七段飾りのお雛様をわが家がもらうことにした。
七段飾りの荷物はかなり大きく、三階の部屋にある収納棚の2/3が七段飾りのお雛様の荷物で埋まった。
でも、まぁ、収納スペースに入ったからとりあえずヨシとしよう。
はじめて迎えたひな祭り、立派な七段飾りのお雛様の前で小さな娘と一緒に写真を撮ることができました。
実家の母が来てくれて、一緒にお雛様を飾ったのだけど、七段飾りのお雛様を飾るのは結構大変でした。
入っている箱の場所も覚えておかないと、しまう時にどれをどこに戻せばいいのかわからなくなってしまう。
来年からはわたしひとり、段ボールに書かれた母の字に懐かしさを感じながら、これから先も3月3日が近づくとこの作業をしていくんだなと思った。
久しぶりにみたお雛様は、やっぱり立派だった。
小さかった頃あぁこの棚(名前わからない)なんか好きだったな・・とか昔抱いていたお雛様への気持ちも一緒に思い出した。
七段飾りの前で孫となる娘と一緒に撮った写真、両親はとても喜んでくれました。
自分たちの子供だけでなく、次の世代となるその子供が生んだ子供、両親からしたら孫たちの代へと引き継がれていった七段飾り。
これもひとつの親孝行かな。なんて勝手に思いながら。
わが家に2人目の女の子が生まれ、また立派なお雛様の前で写真を撮って両親に写真を送った。
お雛様飾ったの?大変だったでしょ?!今年は生まれたばかりで忙しいから飾らないと思っていた!と言われました。
母はわたしが七段飾りのお雛様をひとりで飾ったことにかなり驚いていましたが、かなり喜んでいました。
今年は下の子が2歳となり、最近はお昼寝もしなくなった。その子とわたしの二人で七段飾りを飾っていくことは無謀すぎて考えただけでも恐ろしくて、年代物(45年?)となるお雛様を壊しかねないので、今年は立派なお雛様を飾っていません。
部屋の配置がえもして、七段飾りを飾る部屋が子供部屋になることもあって、さらに怖く、スペースづくりも間に合わなかったため、今年は飾ることを諦めました。
お父さんお母さんきっとどこかで楽しみに待っているよね、ごめんね。
3歳くらいになればきっと下の子も大丈夫でしょう。来年は立派な七段飾りを飾って娘たちの成長していく姿の写真を送りますからね。
待っていてください。
下の子が生まれた年に撮ったお雛様との写真です。立派でしょ(^_^)